ずいぶん時間が経ってしまいました。
でも先に言っておきますがめちゃくちゃ楽しかったです。
僕自身はトレイン卓の背景用建物しか出してませんけども(笑)
さて、当日朝ですが並んでなかったのって今回はじめてだったんじゃないでしょうか。
結果的にたくさんの来場者があり、昨年と比較しても遜色ないくらい人は多かったんですが、はじめ並んでないのはものすごく不安になりました。
ああ、どうしようってスタート開始後、普通にどどどどっと人が来てくれたのでよかったです。
今回寄付してもらってパーツと交換という形をとらせてもらいました。
人手は必要でしたが盛況で、実際子ども達が喜んでくれたのが良かったです。
入り口には物販コーナーもあり、dangomushiさん、めちゃくちゃ頑張ってくれてました。
ミニフィグ100円とか僕も買いたいくらいでしたが早々に売り切れ(笑)
写真がないのは諸事情によるものですがこれまた楽しかったのは間違いなく、毎回やりたいくらいなんですがこれまたマンパワーが・・・
意外といろんなところでリソース喰いまくるっていうのは運営側の責任ですが、非営利スタッフですからいろいろ勘弁してください。
まずはしらかみさんの卓からいきましょう。
個人卓なのにジオラマってハードル高いんですがそれも含めてよくできてました。
中までいろいろ作り込んであるのに見てて楽しい、知って楽しいっていうのはいいですね。
ちゃんとネタも仕込んであったりして・・・
ご存じですか?サトちゃん(笑)
この通り中まで作り込まれてます。
パーマネント機に目が行きがちですが、鏡の表現もいいですね。
次にkonekoくん卓。
こちらもジオラマになっていますが4WLC勢ということもあってハイウェイジオラマです。
4幅車のバリエーションを揃えるってなかなか大変なんですが、うまく作り分けられてました。
細かい点ですがカーブスロープによって表現がすごく豊かになっているのがわかります。
以前はみんな同じようなクルマしかできなかったので。
建物が得意なホレスくん卓です。
外観もすごいんですが中もものすごい作り込みで、建物ビルダー諸氏は見ないと人生損してますよ。
ホテル内部、総タイル貼りですよ。
フィグの使い分けもバッチリです。
茅葺きの家屋の内部、しっかり和室があって、しかも床の間まで!
座布団にいたるまで表現に抜かりなしです。
さて、次はgenicちゃん卓。
いや、もうgenicちゃんなんてちゃん付けできないくらい普通にお姉さんになってました。
来年以降はgenicさんとかのほうがいいんでしょうか・・・
ともかく作品のほうは大物ですね。
レゴらしい表現、それもファンタジー系のかわいい世界観に圧倒されます。
無機質なプラスチック玩具ですが、そこに空であり川であり、自然というものを表現しているあたりが素晴らしいと思います。
女の子のビルダーにはぜひ見習ってほしいというか、オサーンな僕もフレンズ作品を作り際には見習いたいなと思いました。
心が乙女でないと難しかったりしますがないものはないで仕方がないので頑張ります。
お子さん二人と参加のunotakeさん卓です。
小さい重機があることでちゃんと特撮系のジオラマとして成立しているのが面白かったです。
世代関係なく楽しめるウルトラマンは題材としても優秀ですね。
おにいちゃんのそういちろうくん、おとうとのようすけくんといずれも味のある作品を展示してくれてました。
ルイージマンションというキャラクターものをレゴに置き換えるというのは簡単なようでいて、観察力も必要ですし、6歳という年齢を考えると十分大作だと思います。
そういちろうくんのスチール海賊船は茶色が足りないからスチールになったという話でしたが、オリジナル作品としての完成度はあがったように思います。
南海の海賊シリーズはジョドーさんはじめ、大きなお友達も大好きなシリーズですが、さらにそこにオリジナリティが加わるというのは素晴らしい応用力です。
ぱじるさん卓はじるさんとの共同出展です。
使い切れないフレンズ色のパーツを使った(事実かどうかは未確認)チューバッカのアイスクリーム屋さんなど。
ボックスという仕切られた空間にいろんな要素を詰め込んでバリエーションを増やすというのはレゴらしいアプローチだなと思いました。
ロボット群も色をあわせることで統一感があって世界観が見えるようでした。
基調を揃えるというのはかっこ良く作るポイントですから、色と作り込みが調和してました。
メデスさんの卓はいつも大人気です。
レゴブロック自体がパズルみたいなものですが、それをまさにパズルとして作り込み、子ども達が遊べるようになっています。
レゴという素材をうまく活用した新たなおもちゃの創作。
子ども達は新しいものに目がないですからね。
メデスさん本人の創作力は無機質なパズルにとどまらず、ファンタジーな方向にも発揮され・・・
レゴの可能性を感じます、もちろんメデスさんの才能も(笑)
薬師山さん卓。
立体交差などデュプロトレインの可能性を感じるレイアウト。
作品としてもかわいい方向に完成されており、毎回かぶりつきで見てる子が後を絶ちません。
楽団もいい具合に音を奏で・・・ているような臨場感がいいですね。
かわいいです。
dangomushiさん卓
ソドー島ですね!素晴らしい作り込みです。
禁断のプリントパーツ仕様なのがまた(笑)
デュプロトレインこそレゴトレインらしいと言っても過言ではなく、かぶせタイプでないハイブリッドトレインが出てくればもっとハードルさがると思うんですが。
なぜにデュプロトレインとレゴトレインで親和性に欠けるのか、さっぱり謎です。
トーマスフレンズのみならず後ろにもDD系が控えております。
そう、デュプロトレインはバリエーションも豊富なんです!!(ビルダー創作による)
ミリ卓(ぷに・ながに・ぬぬつき氏)もまた賑やかなラインナップ。
子どもの目線にあわせたローテーブルジオラマが大人気でした。
ミリタリーというとレゴ社御法度のイメージですが、ミリタリー=戦争ではないですし、兵器というある意味、機能美に優れた機械は子どものみならず刺激的かつ魅力的なのは間違いありません。
しかもないものを生み出すというのはそれ自体がクリエイティブなことですから。
歌雅さんのロゴデザイン卓(笑)
単なる絵ではなく、ロゴという視点が独創的で面白いですね。
いろんな発想を形にできるところがレゴらしく良かったと思います。
TM09さんのレゴロボ卓。
レゴロボだけでなくSSSグリッドマンのブリックヘッズなど、キャラモノもあってバリエーションに富んでました。
魚フィグを使った海中の表現は面白いですね。
これだけの魚をどこで釣ってきたんだろう?とも(笑)
フィグ乗りできるレゴロボが基本のkumarkeyさんの作品ですが、小型のものから大型のものまでラインナップ。
今回フィグ乗りできないレゴロボも多かったような・・・・きっとAI化が進んだんですね!
アクリルケースの展示台もあって、未来感あふれる展示が特徴的です。
名前がついているのもいいですね、それだけで物語を想像できるきっかけになりますから。
くれぽんリーダー、お疲れさまです!(寝てる?)
大型のハンガーからフラワーまで作品の幅が広がってます。
レゴロボを軸にいろんな作品展開ができるのはいいですね。
子ども達への解説なども毎度とてもよかったです。
さて、2階へ・・・
展示会をはじめた頃は2階は人の入りが少ないと言われてましたが、1階で案内していることもあって決して少ないということはありません。
和室での展示ということもあってテーブル自体が低く、来場者との距離が近いことから子どもたちがかぶりつきで見られるという特典付き。
入ってすぐのヤッホーさんの卓。
レゴロボメインですがイングラムなどキャラモノもあります。
ポージングできるレゴロボというのは意外と難しいですが、作品自体のバランスがいいのでちゃんとポーズがつけられてます。
何気に手前のパトカーもよいですね!
可動部が多いのがよくわかります。
小学生のYOSSYくん卓。
ハロウィンも近いということでハロウィン作品とその他。
シンプルながらもうまくまとまってると思います。
さらに子ども達に大人気だったゴム鉄砲の射的。
小学生が面白いと思う作品を自分で作り出すというあたり、凝った作品とはまた違ったアプローチで大成功していました。
来場者がみんな遊びを通して刺激を受けてるのがよくわかりましたし、次に続く大きな可能性を感じました。
2階のメインと言っても過言ではないぱんにゃさん卓。
デュプロトレインがメインですが、他にも作品があったのに撮り忘れてました・・・申し訳ない。
デュプロトレインが通るトンネルが特徴的なジオラマですが、駅のほうも凝ってました。
駅にシグフィグ置いて撮影できたらきっとさらに大人気だったと思います。
かわいい作品にかわいい!すごい!の声が絶えませんでした。
デュプロDD51のぱんにゃ・薬師山・dangomushi作重連撮り逃してたようです・・・
むむむっ
Scatman Orangeさんの卓には高さのある展示台が・・・それもレゴ製。
元々高さのある人型作品は縦方向の背景が難しいですが、テクニックパーツを使ったフレーム構造の建物で問題を解決。
ポッチにパチパチとタイルを貼り付ける作品とは一線を画すニクル作品が並んでました。
単色の作品も色が入った作品も色分けのうまさが見てとれます。
紙紙さんの作品群。
女性的なラインの作品が多いのが特徴的です。
足が細くなっている作品が多く自立が難しくなっていますが、展示用の支柱でうまく支えられています。
段差をうまく利用した展示で広がりがあってよかったです。
KeiさんTANAPONさん共同卓。
中をのぞき込むタイプの展示ですが、狭いところが押し込んだという感じではなく、逆に広がりを感じるのは光の入れ方の妙だと思います。
今は無きダンブルドア校長の遺影が泣かせます・・・
クリスマスパーティーでしょうか。
魔法でグリルされたチキンがおいしそうです。
上からぶら下がったろうそくが一財産だなと思ってしまうあたり穢れた大人はいかんなと。
繰り返しになりますが狭い場所をのぞき込むという趣向ですが、奥行きが狭さよりも広がりを感じさせるという表現は面白いです。
フィグ目線という意味ではまさにレゴらしい。
kennieさんの卓。
後ろのふすまと比べるとわかりますがでかい、超でかいです。
ハンガーも用意されていましたが作品自体が2、3割大きいので、背景になるハンガーも大型でした。
ニクル作品もこれだけ並ぶと圧巻です。
1階に戻って我らが関西LT会卓(トレイン卓)
企画レイアウトはSUNNYくん
車両展示運用はマスターに鱒寿司さん
”関 西 L T 会”のカードはdangomushiさん作
ほんとは鉄橋がくるはずだった部分に赤い柵は苦肉の策とはいえグッドアイデアでした!
重連ですよ!こういう合作ができるのも展示会ならでは!
ビルダーも見ている子どもたちも盛り上がれるって素晴らしいことです。
全体的に平たいジオラマでしたが、前面ローテーブルに車両を展示したことで奥行きが出て良かったと思います。
子どもたちが動いている車両に触れられない微妙な距離感のおかげで大きな事故がなかったのも幸いでした。
メーテルがいてるだけでSF感アップ
追悼 松本零士先生
今回車両展示も多くトレインファンにはより満足してもらえたと思います。
個々にポップがついていたほうがわかりやすいかなとも思いましたが、トレインファンにとっては好きな車両を見つける宝探し的な楽しみがあってよかったかなとも。
こそっと蒸気まつり。
DFもいてますが
おまけ
久しぶりの夜会も楽しかったです!
もっと展示会も夜会もしたい!でも準備大変!笑
さらにおまけ
受付のところに置いてたレゴバスケットボール(マツタケ所長所蔵)大人気すぎました。
枯れたレゴではなかったのか?
まとめるととてもいい展示会になったと思います。
年に一回ですし、それくらいがんばれって話なんでもちろん頑張らせてもらってます、僕自身何も組んでないんですけど・・・
関西LT会として何度か集まってもらって意見交換もして、うまくいってる部分、いかなかった部分、いろいろありますがみんなの力があってようやく一つの形になっています。
関西LT会メンバーにはまず最大の感謝を送りたいと思います。
出展者のみなさんにとっては至らぬところもあったかと思いますが、快く出展していただきほんとに感謝しています。
みなさんの作品がなければ展示会として成立しないわけで、今回の成功も多くの方が出展してただいたからに他なりません。
レポート書き終えるのに2ヶ月ってどんだけかかってるねんって話ですが、ほんと申し訳ないです。
忙しいというより、最近X(旧Twitter)構文的にしか書けなくなってて、それもほとんど意味のない言葉を発信するしか能が無いってまさに無能の極みですが、そんな感じなもので。
で、肝心の梅小路展示会自体は前述の通りめちゃくちゃ楽しかったですし、来場者も多数、寄付も集まったので来年もできるなぁと安堵しております。
僕自身はぜんぜん組んでませんがレゴ熱がないとかそういうことではありません。
展示会への思いが大きくなってしまってプレッシャーにつぶされかけてるだけのことです。
ど根性ガエル並にぺちゃんこでもなんとか飛び跳ねてます。
次回もまたどうかよろしくお願いいたします。
最後になりましたが差し入れ、また誕生日プレゼントとてもうれしかったです。
心も大切ですが物もありがたいって物欲まみれですがどれもおいしくいただきました。
感謝、感謝、感謝の2023年梅小路展示会でした。
ありがとうございます。