2014年10月22日

JR103系? マルチプルタイタンパー エースくん作

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エースくん作のJR103系?、僕自身が電車のことをよくわかっていないので正しくは本人のコメントを待つとして・・・

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薬師山さんのこれと同じ車両ですよね?

相手は小学生ですから、この作品がいかにすごいかということがわかるんじゃないかと。

鉄道なので四角四面、レゴブロックで表現するにはちょうどいいとはいえ、古い車両は今よりずっと丸っこく、今の車両も決して四角四面ではなく、それをLEGOで組むあたりがトレインビルダーの腕の見せ所と。

しかしこの手の作風は関山さんはじめとする関東トレインビルダーとはちょっと違っていて、マツタケさん、薬師山さんに続く、関西トレインビルダーの流れが見てとれるのが特徴的。
ただマツタケさん自身は関東出身なので正確には関東トレインビルダーなのかもしれないけど、関西に飛来して芽を出したということで、関西トレインビルダーひとくくりにしてしまうという荒技で(笑)

作品自体はトレインビルダーらしく、横組み、半ポッチずらし、ディテールのためにフロントの屋根だけポチスロを使用して組むなど、かなり丁寧に作られている様子。
後ろに動輪らしき車輪があるので動力化まで完成しているのではないかと。

ここらで一つ機関庫があって、さらにフィグが働いてたりするとジオラマとしても完成してくるだろうし、少なくとも今の状態でもその場景が見えてくるというのは、やはり作品の良さだと思われ、そういった側面からも完成度の高さがうかがえる。

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さらに機関庫より先に保守車両が出てくるあたり、トレインビルダーらしい(笑)
マルチプルタイタンパーってスターウォーズのサンドローラーかと思ったのはここだけの話(^^

こちらも使いにくい逆スロープのウィンドウパーツを使い、保守車両らしく黄黒の縞々もあり、さらに窓パーツを二つ並べることによって窓パーツをうまく化けさせている印象。

台車もちゃんと作り込んでいるのがわかるし、車両中央下部にエアタンクも装備。
色使いもLEGOらしくていいし、大人買いして完成度を高めた作品とはまた違った良さが各所に見られる良作。


鉄道マニアの良いところと、さらにLEGOビルダーとしてのセンスがうまく融合しているなぁ、と。
これがさらに進んでいって、マツタケさんのように大量生産に進むのもよし、また一両一両を棚に飾っておくようなマニアックな路線もありそうだなという、いろんな可能性を感じられた。

子どもの時にLEGOで遊んでましたー、で終わりではなく、それを続けることの良さが今後さらに伸びていく材料になり、また個性をうんでいくことになりそう。

良い物見せていただきました(^^
posted by かう゛ぇ at 09:20| 京都 ☁| Comment(0) | 作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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