
https://autohotkey.com/
結論から言うとAutohotkeyというソフトを導入することで、WindowsTabletだけでもLDDの操作が可能になりました。
使い方は簡単なんですが、今時自分でスクリプト書いて実行とか・・・やらんわな(^^;
Autohotkey自体はインストールしたところで見た目も使い勝手もまったく何も変化ありません。
以下をメモ帳か何かでカット&ペーストして、hot.ahkとファイル名をつけてデスクトップにでも保存してください。
#NoEnv
SendMode Input
SetWorkingDir %A_ScriptDir%
; -----------------------------------------
$Volume_Up::right
; -----------------------------------------
$Volume_Down::down
↑この上まででです。
やってることはしごく簡単でボリュームボタンの”上”を押した時にはカーソルキーの”右”が入力されたことになり、ボリュームボタンの”下”を押した時にはカーソルキーの”下”が入力されたことになるというだけのことです。
実行に関してはAutoHotkeyをインストールした状態で先ほど保存した”hot.ahk”というファイルを叩くだけです(ダブルクリックするだけ)。
当然これが実行中にはボリュームボタンで音量の上げ下げはできません。
ただし上キーで右入力、下キーで下入力ということは、LDDでブロックの方向を変えることができるようになります。
実行自体はLDDを起動した後でも先でもかまいません。
ただし再起動するとまた実行しないといけないので2度手間といえば2度手間ですが、マウスやキーボードを持ち歩くことを考えればずっと楽です。

LDD終了後にこちらに出ているミドリの”H”アイコンをクリック、exitを選択すれば元通りボリュームボタンが使えるようになります。
ただし常駐させたままでもブラウザなどでWeb閲覧時にボリュームボタンの”下”を押せばスクロールさせることができるので意外と便利に使えます。
キーの割り当てを”右”と”下”にしたのは、じつはブラウザ使用時にもそのまま使えるということを考えてのことです。
さらにこれにタッチペンを用意すれば、かなり使い勝手がよくなります。
タッチペン自体は100円ショップで売っているものでも十分使えます。
安物タブレットPCでもLDDが動くというのは個人的にツボでした。
というのも最近打ち合わせに行く際、こんなのがあるんですよと見せるのにパソコン持ち歩くのは大変だし、かといってスマホじゃ小さいし、7インチ程度の画面サイズでもパッと見せられる(プレゼンになる)のはとても有効だったからです。
LDDを動かすためだけに数万円もするMicrosoftSurfaceを買うのはもったいないし、かといって安物のデスクノートPC持って歩くのもスマートではない。
しかし1万円もしないタブレットPCでも可能なら、普段使いもあわせて悪くないんじゃないかなと。
もしかすると子どものおもちゃにもいいかも・・・とは思いますが、そのへんはどこまで”おもちゃ”として与えるかという親側の問題もあり。
ただ”大人のおもちゃ”としては下手にLEGOを買うよりずっと安いのは言うまでもなく、決して損のない投資になるのではないかと。
ただし”動く”と”快適に使える”との間には大きな開きがあり、実際今も僕自身はタブレットPCにキーボード繋げてこれを書いているくらいで、単体で”快適に使える”とは言っていないことを最後にもう一度書いておきます。