
阪大まちかね祭2019に行ってきました(出す側)。
先に断っておきますが今回とても刺激的な内容が満載です。
まず写真の道頓堀合作ですが昨今流行の高解像度作品とはまた違ったざっくりとしたものですが、そのざっくり加減が絶妙で、もしかすると過去最高傑作かもしれません。

とくに裏のカールおじさんのデキは秀逸で、パーツセレクトの妙に尽きると言いますか、おおっと声をあげるほどのデキでした。
看板については一回生ががんばったということを耳にしましたので、これからがとても楽しみです。

実際にはないということでしたが”うどん”の看板もとてもいいと某ナンパな方がおっしゃってました。
僕もとてもいいデキだと思いますし、実際ないものをそれっぽく工夫して見せるというのが素晴らしいと感じました。

とんぼりリバークルーズというクルーズ船を再現しているところも見逃せません。

動くというギミックが仕込んでありましたが、無理に動かすよりも白波を表現するだけでもよかったかなと思いました。

またかに道楽の看板も動く、さらに写真撮り忘れましたがドンキホーテの観覧車も動くと”動き”を取り入れた展示というのも良かったです。

合作ではなく部員の作品としての建物作品も出ていましたがこちらもいいデキでした。

ランドローバーの組み替え作品のバイクも可能性も感じさせる作品でした。

UFOキャッチャー系が増えたというか、3点ほどありましたがその一つ。
いろいろ遊べる展示が多かったのも今回混雑していた原因の一つだと思います。
”テレビの人”と称されるようになったKENくんの紙飛行機製造機なども大人気でした。

製品の延長ではありますが要メンテナンスのジェットコースターもウケがよかったです。
よく止まってましたがすぐにメンテナンスして対応ということをやってました。

運ばれてきた時に中指が折れていたマドハンド。

修復後はこんな感じでした。
短い製作期間でこれだけのものをさくっと作り上げてしまう栗井くんの才能は本物だと思いました。
なんといっても作品自体がアーティスティックというか、そのうち壁画とか作ってくれれば阪大のバンクシーといってもいいと思います。

入場整理係として大活躍だった仮面ビルダー。
だんだん悪役が板についてきたというか、また子どもが泣いてたのが印象的でした(笑)
それにあわせたように廊下は暗く、次回以降は仮面ビルダーがギャバン並に発光してくれることを願うばかりです。
そんなわけで混雑していた入り口付近にあった部員の作品のいくつかが写真が撮れず、紹介できませんでしたが全体的に今までよりも2ステップくらいあがってきているように感じました。
レゴ部自体の歴史が長くなってきて当然どんどん卒業していく部員もいる中で、作品のクオリティを保つというのはなかなか難しいというのはどこも同じだと思います。
そこでまた新たな可能性を感じられるというのはある意味新鮮で、レゴ部というのも生き物(なまもの?)なんだなと思いました。