現行のデュプロのトレインモーターには3分でストップするタイマーがついています。
しかし前回実験していた古いデュプロトレインのモーター車にはタイマーがついていません。
走り出したらボタンを押すまで止まりませんので、MaBeeeを導入することでスピード調節のみならず、遠隔操作で”停車する”という機能を追加できました。

現行のトレインモーターでもMaBeeeを組み込むことで人の手によって”停車”が可能になります。
しかしタイマーでも勝手に停車するのか、それとも停車しないのか。
些細なことのようですが、連続運転させる場合にはこれが大きな問題になってきます。
なぜなら例えばタイマーで停車するのがトンネルの中だったらトレインを中から取り出さないといけなかったり、ある意味、列車事故を定期的に引き起こす要因となります。
子どもたちだけで遊んでいる場合には多少手がかかっても遊びということでいいのかもしれませんが、大人が一緒にいても分ごとに再度発進させるなんていうのは手がかかるだけのおもちゃとしか思えません。
電池を節約するという意味でタイマー式になっているんだと思いますが、正直今のデュプロトレインで一番いらない仕様です(^^;
さて、そうしたことからMaBeeeを組み込み、もし電圧の変化でタイマーがリセットされるなら?というのが本題です。
電圧の変化でタイマーがリセットされるとしても3分以内に一度は操作しないといけないという仕様ならスイッチを押して再度発進するのと同じ手間のように一見感じるかもしれません。
しかし勝手に止まるのと、”運転士”がスピード調節することでタイマーがリセットされるのとではまったく意味が違います。
タイマーで停車するのを回避するのが”運転士”のお仕事だとすれば、これはMaBeeeで操作する意味が出てきます。
運転士としての責任感というものが・・・それほどたいそうなものでないにせよ、運転することに意味があるというのは遊びの要素として重要です。
しかしながら現行のトレインモーターはやはり3分で勝手に停車し、MaBeeeでコントロールできるのも3分間だけでした。
レゴのPFがどんどん多様化して、ただ走らせるだけのモーターではなく、クレーンを動かす、方向転換するといったことが可能になっているのに、デュプロのトレインモーターは制限が増えているというのは残念です。
今後はMaBeeeのようなユニットと連携できるようにして、ソフトウェアの面で可能性が広がるようなシステムができれば、さらに長く使えるおもちゃになっていくのではないかと思います。

電波の距離で勝手にスピード調節されるというモードも試してみましたが、ちょっと離れると受信状態が悪く止まってしまうので、夢に描いた自動運転は難しそうだなという印象です。
ただそのあたりメーカーのほうもわかっているようで、スピード調節の最低値を自分で設定できるので、ギリギリデュプロトレインが動くところに最低値を設定すればいいようになっています。
とにかくソフトウェアの面でもうちょっとカスタマイズできるようにしてほしいというのがMaBeeeを使っての一番の感想であり、要望です。

また20年以上前のデュプロトレインのほうがMaBeeeで遊ぶには適しているというのは面白い発見だったと思います。
おもちゃは使い捨てではなく、20年も経ってからまた遊べるなんて、MaBeeeの可能性を大きく感じました。
posted by かう゛ぇ at 08:51| 京都 ☁|
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