2018年09月03日

サーファーのキャンプワゴン 31079

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サーファーのキャンプワゴン 31079を買いました。
ただし5月に・・・で、今頃になってレビューをしたいと思います。

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製品をレビューするつもりでしたが、思うところあってフロントまわりはじめ変更点がいくつか。
フロントに関してはワーゲンバスっぽくしてみたつもりです。

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まずさくっと外観ですが31079自体のカラーリングからもわかるようにワーゲンバスっぽいイメージで作られています。
ルーフにはアウトドア用の椅子やバーベキューグリル、またサーフボードが載ってます。

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リアにはルーフに上り下りするためのはしごやビーチパラソルが載ってます。

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今回手を入れてるのはファビュランドフィグを乗せるためで、8幅と広い車幅のおかげで基本仕様はそのままにファビュランド仕様にすることができます。

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後部座席のところはほぼそのままですがファビュランドフィグでもそのまま遊べるくらい広い空間があります。

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サイドが開くギミックもそのまま残しました。

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座席の下は収納スペースになっています。
はたしておもちゃでここまでする必要があるのかどうか(笑)

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31079を見た瞬間、思い浮かんだのがCamping Caravan 3680でした。
一体成型のキャンピングワゴンはとてもよく出来ており、ずっとほしいなとeBayを眺めていても一向に出てくる気配もなく、希に出てきても高価で手が出ず。
そこに今回の31079が登場し、これだ!と思って買ってしばらく寝かせてたんですが、バスをいっぱい組むついでに組んでみようと組んで、次の瞬間にはもうファビュランド仕様に・・・

元のイメージの3680も黄色ということもあって、個人的にはよくまとまったという印象です。


今もまだ安いのでこれはおすすめです。
ただしミニフィグサイズというには少々大きく、街中ではシボレーアストロよりも存在感があるイメージです。
ベース車としての実力は非常にすぐれており、ラダーフレームの採用(きっとみんな同じ)とパーツの汎用性を考えると買いの一品だと思います。

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30年以上前のシリーズと現代のシリーズがコラボできるっていうのはレゴの良さだなと実感しました。
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2017年11月08日

Fabuland Mill with Shop 3679

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1986年発売の Mill with Shop 3679 とおぼしきセットを手に入れました。
おぼしきというのはかなりパーツが不足しており、適当に補ってのレビューになります。
フィグはついていませんでしたのでこれまたそれっぽく置いています。

まず特徴的なのが上に見える風車です。
レゴキングダムシリーズには#7189 風車村の攻防というのがありましたが、街の中に風車というのがファビュランドらしいキットです。

ほんとは車もついてきますが手に入れたものには付属していませんでした。

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二階からは滑り台で降ります(笑)
どういう仕様なんでしょうか。
家としては破綻している気がしますが、住む場所でないという認識なのでこれでいいのかもしれません。

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屋根が足りなかったので手持ちの屋根で補っています。
黄色い梁の屋根が手持ちの屋根です。
なかなか使いどころが難しく、ようやく日の目を見たパーツです。

部屋の中には何もありません。
これも住む場所でないということからか、椅子一つありません。
ほんとはレジのパーツがあるようですがこれもついていませんでした。


ないないづくしの Fabuland Mill with Shop 3679 ですが、それでもやっぱりファビュランド。
ランドマークとしての風車、謎の滑り台、出窓、そして街灯と内装がないのにこれだけまとまって見えるというのはデザインの妙なのか、それともパーツが優秀なのか。

他にもパーツだけ発注してあるので、そのうち半分オリジナルの建物も組んでみたいなと思います。

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今回まったく別ルートでキツネさんフィグを手に入れました。
これで二体目ですがうちにあったキツネさんフィグよりも”足が緩い”と注意書きのあった今回のフィグのほうがしっかりしていて、ちょっとショックでした。

ファビュランドの中でも最高にかわいいフィグなので、もしこれからファビュランドフィグを集める人はぜひ手に入れてほしいと思います。
posted by かう゛ぇ at 19:48| 京都 ☁| Comment(0) | レゴ レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

タウンハウス 31065

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タウンハウス 31065 を組んでみました。
このキット、出窓の表現が一番のポイントですが、他もかなり凝ってて内容的には安価なモジュールハウスです。
ようは買いですよ、奥さん。

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ハシゴパーツを使った階段など目からウロコです。
通りの名前が書かれているプレートなどの表現も素晴らしい。
色が特にダークグリーンを使ってるとかどこまでも凝ってます。

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内部は5部屋あり、それにベランダと箱庭という構成になっています。
建物自体は階段を上っていく仕様なので1階部分が半地下になっているのが特徴的です。

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最上階は窓を上に開ける形のベッドルームになっています。
出窓には植物が置かれ、心地よい朝が迎えられそうです。

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その下には台所と流し、シンプルなテーブルという構成で椅子はありません。
蛇口の表現もフレンズのように新しいパーツではなく、古いパーツで表現されています。

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フレンズの家だと玄関脇にはコートかけなどをシールを貼って表現していましたが、このキットにはシール類は入っていません。
フィグがニューヨーカーといった感じのスタイルなのは新しいように思います。

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玄関の下には暖炉があります。
表現としてはわかりやすくて素晴らしいですが、見えないところにこのデコレーションアーチパーツを使っているのはかなり贅沢な仕様です。

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一番静かな地階には大型液晶テレビとソファがあります。
奥さんのゆったりスペースといったところでしょうか。
またこの液晶テレビ、ミクセルジョイントで首振りできるという凝ってるというのかやりすぎというのか(^^;
いいんですけど、どーよと。

細かいところですが、家具の足には1x1の丸ポッチプレートがほぼ全部についています。
デザイナーさんの趣味だと思いますがこだわりを感じる仕様です。

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このキット、横長の家だと思いきや、じつは折りたたんで14ポッチ幅の一軒家になります。
うまくコーナーに90度で配置すれば街角にも見えるので4セット(モジュールハウス4軒分)買えばきれいなモジュールハウスの街並を再現することが可能です。

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こっちが表になると思いますが1軒分としては家自体が10ポッチ幅しかないのでボリュームが足りない気がします。

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さすが出窓が一番特徴的な建物ですのでこちらの面が並んでいるほうがマンハッタンというのか、ブロンクスというのか、アメリカンな雰囲気があっていいです。

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折りたたんだ時にベッドルームの前にベランダができるのもおしゃれでいい感じです。
街の喧騒をよそにニューヨーカーやってますみたいな気分に浸れる瞬間がうまく再現されています。

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細かいところまでとにかく凝っているタウンハウスですが、一番いらないのは犬なんじゃないかと(^^;
この犬の耳が半月タイルになっていることもあり、パーツ取りにはいいと思いますが、遊ぶという意味では無理に犬をつけなくても、ここはフレンズのプードルをスタンダードプードルということにしてつけておくほうがずっと自然な気がします。

またパーツ取りという意味ではスクーター用のヘルメットがダークグリーンなので、これはヘリのパイロット用にぴったりだなと思いました。
4つくらいほしいです。

フレンズだとEASY TO BUILDでもないのに汎用性に欠けるパネルパーツなどがよく使われていますが、さすがのクリエイター、細かいところまで基本パーツが使われており、窓パーツなど建物用のパーツのバランスもよく、基本パーツを足していくことでより大きなモジュールハウスに進化させることが可能です。

ただこれを組み替えて遊ぶということに関してはどのパーツもこれ以上ないほどぴったりの見立てのうえに成り立っていますので、インスト以外の建物を組み替えて作るというのは難しそうです。

とりあえず並べて遊ぶのにあと10軒くらいほしいです(^^

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2017年10月23日

Fabuland Bonny Bunny's New House 3674

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1987年発売の Fabuland Bonny Bunny's New House 3674 を手に入れました。
Fabulandのラインナップは1988年までしかありませんので末期のキットであり、そのぶん作り込まれています。
とくに屋根パーツは一体成型ですがこれ以上ないほどシンプルかつかわいく、階段パーツとのバランスも多の追従を許さないレベルです。
個人的にはこの屋根パーツにびびっときて、Fabulandの建物を手に入れるのはまずこれだと決めてました。

同じようなことを考える人が多いのか、ebayで落札しましたがヤフオクと同じで安く手に入るというのは難しいようで入札した上限いっぱいまであがってました(^^;
よって44パーツというかなり少ないパーツ構成なのに割高どころかバリ高です。

ま、とにかく

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家の中はこんな感じです。
部屋はリビングと上に一部屋というシンプルな構成です。

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プリントタイルで小物を表現するという形で、意外と作り込まれているのがわかります。
電話や掃除機もあります。

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パネルパーツの裏側が棚になっているのは見逃せないギミックです。
これは今のEasy to Buildのラインナップでぜひ復活させてほしい仕様です。

ちなみにDuploのラインナップにはこの仕様が生きています。
DuploとFabuland、サイズは違いますがバイクのデザインが同じだったりと共通のものが多く、デザイナーさんが同じなのかなと思います(最近のラインナップは違ってきていますが)。

また掃除機などの道具パーツは通常のミニフィグサイズよりも若干大きいのもFabulandの特徴です。

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2階は個室になっています。
タイルパーツを貼ったぶん椅子パーツよりも高いので机ということらしいですが、パッと見は椅子です。
このへんの見立てが1980年代のシンプルなレゴらしく、これを許容できるかどうかで好き嫌いが分かれるような気がします。
僕自身は大好きです。
これに関しては机には見えませんけど(^^;;

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ファビュランドフィグを置かない状態だとこれだけで完結しているのがよくわかります。
どんどん大きくなっていく今のレゴと違ってシンプルでも説得力のある空間設計です。

キット自体には椅子パーツは二つしか入っていないはずですが、なぜか今回3つついてました。

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電話もありますが、これもミニフィグにはちょっと大きいサイズです。
ただこのパーツデザインも秀逸です。

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2階へは外からの階段を使ってのぼります。
この階段パーツ、正直これまで使えねーなと思ってましたが3674に関してはこれ以外にないほどぴったりです。

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椅子に加えておまけで二体フィグが入ってました。
ただどちらのフィグも状態はあまりよくありません。

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屋根を支える柱が電灯の柱パーツなのもいいセレクトだと思います。
他にもこういう使い方しているキットがあるのかもしれませんが、僕は知りません。
Fabulandの世界観にこんなにあうものなのかとオドロキました。

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Fabulandのパーツはいくつか持っていますが純正キットを越える使い方をしたことがありません。
はたしてできるのかどうかもわかりません。

特殊パーツの塊と言ってしまうとそれまでですが、組んでみるとこの世界観はこのパーツありきなんだなということがよくわかります。

前回レビューしたフレンズのキットなどは細かく作り込むことと色とでかわいさを表現していますが、Fabulandのパーツのかわいさはそれを作り出すことができなかった時代の必然だったのかなと感じました。

そして現代においてはパーツ単位でそれを表現できるようになってきているので、本気でがんばればFabulandの復活も夢ではないのかなと。
posted by かう゛ぇ at 17:15| 京都 ☁| Comment(0) | レゴ レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

ステファニーのオシャレハウス 41314

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思うところあって ステファニーのオシャレハウス 41314 を組みました。
正確にはうちの娘が組みました。

価格帯も昔のデザイナーマイホームを彷彿とさせますし、クリエイターとはまた違った方向性ではありますが、これは間違いなく素晴らしいキットです。

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1980年代のシティシリーズと同じく四面が壁で囲われず、屋根も前部分しかありません。
また細かい部分はシールになっていますが、このシールだけでも価値があるように思います。

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ステファニーのオシャレハウスというふれこみですが、撮影時にはすでにステファニーはじめ、家族の姿はどこにもありませんでした。
よって今回は当初のイメージ通り、ファビュランドフィグとあわせての紹介になります。
当然ですが車はついてきません。

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構成としては部屋が四つ、遊びやすいように半分しかないのは前述のようにレゴクラシックの世界観に似ていて好感が持てます。
クリエイターシリーズのように凝りすぎてキット自体の価格が高騰するというのは子どもにとっていい傾向とは思えませんので。

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二階にあがるのに階段があり、この下に掃除機が収納できるという機能的な仕様になっています。

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階段を開くとリビングがあり、ソファとテーブル、その上にはカップケーキが用意され、さらに大型液晶テレビがあるという、さすがセレブのお家だけのことはあります。

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二階には女の子の部屋らしく鏡があったり、ブラシがあったり、花柄のベッドカバーがついたベッドがあったりと盛りだくさんです。
ベッドがプリンセス仕様なのもさすがセレブです。

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こちらは夫婦の寝室でしょうか。
サイケデリックなトイレと紫のパソコンってやっぱりオサレなVAIOあたりでしょうか。
Appleユーザーでないことがわかります。
世界地図が壁にあったり、椅子もくるくるまわる仕様になっていたりと細かいところまで凝っています。

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一階に戻ってキッチンです。
出窓効果もあってむちゃくちゃ凝って見えます。
ゴールドの蛇口、レンジの上には排気ダクトとこのサイズで妥協はありません。
水回りの壁面にはタイル張りのシールってどこまで凝るんでしょう、ほんとに。
さらにちゃんと椅子が3つ用意されているあたり、レゴ社の本気がうかがえます。

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玄関脇にはハンガーが用意されており、コートなどがかけられるようです。
細かいところですが、玄関マットまであります。
もちろんセレブのお宅らしく花も欠かせません。

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二階の窓の向こうにはちゃんと手すりがついていて、奥には小さいながらもバルコニーが見えます。
ただし手前のマゼンタの雨戸はタイルに貼ったシールで開閉はできません。
写真では猫もいますがキットに猫はついていません。

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一階には軒先にブランコがあり、のんびり庭を楽しめるという趣向になっています。
ちゃんと動きますが正直ここまでする必要があるんだろうかとちょっと疑問に思わなくもありません。

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猫はついていませんが玄関には猫用扉まであります。
シールですので実際開閉はしません。

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年代物のファビュランドフィグとあわせているのでフィグがえらくすすけて見えますが、やりたいことはこれでした。
フレンズフィグのサイズがファビュランドフィグに近いことからファビュランド用にも使えるんじゃないかと思ったんです。
実際、色以外は違和感もないので悪くないと思います。
せめて屋根を青に組み替えてと思ったんですが、青の二面スロープって売ってないんですね(^^;
となると赤かなと思うんですが、そのへんも含め今後考えていく予定です。

あと猫用扉があるのに飼ってるのはウサギです。

posted by かう゛ぇ at 14:54| 京都 ☔| Comment(0) | レゴ レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月10日

メーターのジャンクヤード 10733

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日曜日に梅田まで行ってきました。
パネルパーツを求めてレゴストアにも寄りましたが影も形もなく・・・
かといってPABしないわけにもいかず、さらに4320円以上お買い上げでくじが引けるというので メーターのジャンクヤード 10733 も買ってしまったというわけです。

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くじのほうはこんなのもらいました。

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さて、内容的にはEASY TO BUILDなので袋二つに説明書という簡単なものです。
新しいカーベースの茶色が入っているのでメーター自体はほぼ外装をくっつけていくだけで出来上がります。

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ところでこの和式便器のようなパーツははたして必要なんでしょうか?(^^;
正直ここまで新型パーツを投入する意味がよくわかりません。
パーツを組み合わせるよりも強度がずっと増すという意味なんだと思いますが、レゴブロックとしてのアイデンティティみたいなものを洗い流してしまってるようにも思います。

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あっと言う間に完成。
特殊パーツの使い方がこれまた独特なので説明書見ないで組むことはできませんでした。
それでもあっと言う間にできるのがEASY TO BUILDの良いところ。

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以前に出ていたメーターよりも格段に強度がアップしていますが、デフォルメも進んで、実際にはもうちょっと大型車輌のイメージですが軽トラみたいになりました。

またミラーの作りがアームパーツを使ったものから、レッグパーツを使ったものに変更されていました。
以前のものよりもミラーがカチッと固定されているのはいいと思います。
以前のものはアームパーツの摩擦係数が低いために持ち上げるたびに後ろに動いてましたので。

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うまくデフォルメされているとは思いますが、もうちょっと大きいほうがメーターのイメージにあっていると思います。
ホイールベースが短くなったことよりも荷台が狭くなったのでもう1ポッチ伸ばしてもいいんじゃないかと。

カーズシリーズの車はどれもフィグ乗りに改造するには小さくなりすぎました。
ただ車が生きているという世界観の中ではこの大きさはレゴのフィグと共存しても違和感がなく、イベント時もジオラマの中にカーズを忍ばせておくだけで盛り上がるという効果もあって、今後もぜひ続けていってほしいシリーズです。


マックほしいよぉと思いつつ・・・
posted by かう゛ぇ at 16:45| 京都 ☀| Comment(0) | レゴ レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月09日

ブリザードヘリクレーン 60034

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ブリザードヘリクレーン 60034 が期せずして手に入ったのでレビューします。
このキット、最終的に2700円くらいで売っていたので持っている人も多いと思います。
ただ今回手に入れたのは不揃いの中古です(^^;

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まずヘリコプターのローターですが、昔はプロペラパーツにプレートパーツをくっつけただけという簡単なものでしたが、ついにここまできたかといった感じの凝った作りになっています。

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テクニックプレートというんでしょうか、テクニックパーツでウィングパーツを挟むようになっています。

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こんな感じです。
羽根の方向性もあり、ここまで凝るかといった感じですがそのぶん格好良くしあがっています。

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テールローターもテクニックパーツとの組み合わせになっています。
まったく汎用性がありません(^^;

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アームで挟み込んで固定するのかと思ったら、左右のアームはこれもテクニックパーツによって曲がってはいますが固定されてしまっていて動きません。
実用上動く必要はないですが、実際どうなんでしょう?

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元になっているヘリコプターはシコルスキーS-64(CH-54)らしく、このタイプは1990年代前半に退役とwikiには書いてあったので、イメージとしてはちょっと古いものかもしれません。
コンテナを抱えるようにして運びます。

60034には氷のパーツがあったはずですが今回手に入れたものは欠品していました。

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犬ぞりもついていますが、こちらはヘリコプターには乗りません。

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よく見ると手元にレーダーなのかGPSなのかが見えますので、犬ぞりとはいえハイテクだということがわかります。

キット自体はとてもまとまっていてカッコイイですが、ローター部分をはじめ思った以上に特殊パーツが多く、汎用性には欠ける内容だと思います。
昔のアークティックシリーズもへんてこなパーツで構成されていましたので、そういう伝統と思えばそれでいいのかもしれません。

このシリーズ自体はまた単発に終わってしまいましたが、冒険シリーズとしては現在はジャングルシリーズが引き続きありますし、特殊パーツが多いとはいえ、想像力をかき立てるいいシリーズだと思います。

posted by かう゛ぇ at 18:47| 京都 ☀| Comment(0) | レゴ レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

Fabuland 3603,3634,3641

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今回は一気に3つのセットのレビューをします。
当然ですがいずれも中古、説明書なしです。

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まずは1981年発売の Boris Bulldog and Mailbox 3603 です。
犬のおまわりさんならぬ、ブチ犬の郵便屋さんです。
今から36年も前のキットですが、このブチ犬のフィグの状態が今回一番良かったです。

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なんと帽子も取れます!!
帽子をかぶったファビュランドフィグをいくつか持ってますが取れるなんてはじめてで感動しました。
青いポストもおしゃれです。

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次に今回一番ほしかった Charlie Crow's Carry-All 3634 です。
1980年発売なのでフィグのダメージもかなりあり、全体的に使用感があります。

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このクラシカルな雰囲気のトラックが最高です。
荷台にはゴミバケツとスコップ、モップが載ってます。

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ファビュランドのドアにあるスリットはなんだろうと思っていたら、ファブランドカーベースのフェンダー部分にあたらないようになっているんですね。
何気に汎用性のない、とても高価なギミックのように思います。
またハンドルはついていません。

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緑のバケツといえばこれがしたかったってほぼそれだけです(^^;;

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Car & Camper 3641 は1985年の発売のキットです。
レゴ定番のキャンピングカーがファビュランドにも出ていたというのがなかなか興味深いです。
ただし乗れるのは一人だけ。

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また Charlie Crow's Carry-All 3634 のトラックはフロントがプリントパーツだったのに対して、こちらは一体成型の別パーツになっていて凝っています。
プリントパーツも悪くはないですがこっちのほうがいいですね。

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並べてみるとこんな感じ。

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フロントパーツをチャーリーのトラックにつけてみました。
やっぱりこっちのほうがずっといいです。

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逆にキャンピングカーのほうにプリントパーツをつけてみるとボロボロということもありますが、それにも増して貧相に見えます。

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またルーフパーツが開くようになっていてフィグの出し入れが可能になっています。
ルーフの形にあうようにフロントガラスの窓枠が変更されているのもなかなか興味深いです。

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以前はこんな感じではずさないといけませんでした。
ただしルーフは前の窓枠にかちっとくっつけるタイプで強度的にはこちらのほうがいいように思います。
また汎用性という意味でもこっちのほうがいいと思います。

ということでファビュランドセットのレビューを3つまとめて書いてみました。
レゴのスタッドを使ってはいますがほぼ特殊パーツで構成されており、ファビュランド独自規格といってもいいと思います。
posted by かう゛ぇ at 20:39| 京都 ☁| Comment(0) | レゴ レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月30日

カーズ スモーキーのガレージ 10743

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さて、今回はスモーキーのガレージ 10743を作っていきたいと思います。

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袋は二つ、それにプレート、シールはついていません。

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今回のシリーズからEasy to Buildになってカーベースも一新されました。
フィグ乗りの4幅車に転用したい場合にはそれっぽく見せるのに工夫が必要かもしれません。

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20分もあれば余裕で組めます。
まさにEasy to Buildで子ども向け、ただしカーベースをはじめ一体成形パーツが増えたことでがっちりとミニカーのような4幅車とガレージのジオラマができあがります。

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ジオラマのほうから見ていくとガレージらしくスロープにタイヤ痕や油染みがあって凝ってます。
これがシールだとゆくゆく劣化がしんぱいですが、プリントですのでよっぽどすれないかぎりは大丈夫だと思います。

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ガレージ全体としては柱と一体成形の窓パーツにスロープパーツで屋根、さらに台車付きの工具箱やスプレー缶など細かいところまで作り込んであります。
タイヤをストックしておくのにアンテナパーツにタイヤだけをひっかけるというのは子ども向けとはいえ、大人のこだわりみたいなものが感じられます。

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車体のほうはマックイーンのリアウィングがヒンジパーツから一体成形になりました。

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これが非常によくできていて、色のバリエーションがほしくなるほどです。
レゴというとカクっとした車しかできない(とくに4幅車)印象ですが、これだけで流れるようなラインを作り出すことができ、またコックピット部分も一体成形のパーツということもあって違和感がありません。

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中でも黒のジュニア・ムーンのリアは秀逸だと思います。
往年のアメ車の重厚感と美しいラインがよく表現されています。

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さらにそこに1x2のポチスロープパーツをあわせることでラインを整えているあたりがただ一体成形パーツまかせにするのでなく、レゴらしさが残っていて(ポチスロもたいがい新しいパーツですけど)いい感じです。

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Easy to Buildのキットなので後ろから見た時の手抜き感は涙なしには語れませんが、トラックであるスモーキーはともかく、マックイーンのリアウィングとジュニア・ムーンのリアはレゴを越えた原点回帰のミニカーとして非常によくできています。

以前のレゴカーズシリーズは4幅車界に革命をもたらしたといっても過言ではないほど、それ以前それ以後でまったく変わってしまいました。
今回も顔のプリントされていない一体成形パーツの登場が待たれます。

個人的にはずっと前からメーカーコラボの一体成形の車を切望していましたので、カーズシリーズの刷新というのは大いに歓迎です。
ただしフィグ乗りにしにくいカーベースは悩ましいところですが、それでもそのうちメーカーコラボの車が出てくるんじゃないかと思うと、今からその日が待ち遠しいです。

またカーズはフィグ乗りではないものの、ちゃんとした4幅車ということもあってレゴの世界観とも違和感なく共存可能です。
おもちゃとしてはある意味あたりまえかもしれませんが、これは非常に画期的なことであり、今後はぜひどこぞの人面機関車やチャガーたちもデュプロではなくレゴとして出てきてくれないかなと世界の片隅で願っています。

posted by かう゛ぇ at 14:31| 京都 ☀| Comment(0) | レゴ レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月26日

Fabuland 3673 Steamboat

むかしむかし、ファビュランドというどうぶつばかりの国がありました。
そこにはたくさんのどうぶつが住んでいて・・・というような話を書くとトレンドにのぼるような内容かと思いきや、そんなことは一切ありません。

ファビュランド自体はすでに終了しているシリーズですのでとにかく手に入れるのが難しいです。
たまにヤフオクなどに出てきてもやたら高くて手が出せません。
しかしebayなどでドイツあたりのセラーから買うとプレミア価格ではあってもいくらか手を出しやすいお値段です。

今回手に入れた 3673 Steamboatも写真の時点でほこりだらけなのが確認できるほどでしたが、そのかわり誰も手を出さなかったという、ある意味、ばくちでした(^^;

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届いたものがこちらです。
まったく清掃したあとがなかったので、しっかり洗って拭き上げると経年なりという感じまでにはなりました。

フィグが3体、そして蒸気船、さらにテーブルに椅子二つ、小道具が3つという内容ですが、椅子が一つ入ってなくて早速セラーに連絡するというアクシデントもありました(^^;

フィグの状態としてはそこそこ使用感のある感じでしたが、帽子をかぶったおさるさんが2体、これだけでも価値があります。
2体揃って出てくることが希なうえに、ファビュランドフィグの多くが首と足がぶらぶらになってしまっているものが多く、状態が揃っているという意味で2体一度に手に入るというところがポイントでした。

また黄色に青の窓飾りというのがこのキットの特徴で、このパーツも単体で揃えようと思うと骨が折れるということで、今回少々割高かなと思いましたが手を出しました。

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蒸気船ということで煙突があり、また外輪パーツがついています。
外輪パーツと船体についても特殊パーツであり、前述の黄色に青の窓飾りという特殊パーツとあわせてレゴなのにそのほとんどが特殊パーツで構成されているキットということがわかります。

ただそのぶん独特の雰囲気を出すことに成功しているので、この雰囲気が好きかどうかがファビュランドファンになるかどうかの分かれ目のように思います。

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これまでファビュランドフィグばかり買ってきたので知りませんでしたが、インストは絵本のように物語になっていて、作るということ以上に楽しい気分にさせてくれます。

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こういうワクワクが今のインストには欠けているように思います。
ファビュランドの絶滅と共になぜこうしたいいところをのばしていかなかったのかなと。

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ちゃんと組み替えの提案もされていて、全体にまとまっている印象です。

ファビュランドのフィグとパーツはいくつか持っていますが、ちゃんとしたキット、それもインストまでついたものは今回はじめて購入しました。
予想以上にデキがよく、とても感心しました。

繰り返しになりますがなぜファビュランドがほろんでしまったのか、本当に不思議でなりません。
ぜひ今こそ復活を!!少なくとも僕はずっと待ってます(^^
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2017年02月27日

ベルの魔法のお城 41067

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ちょっと前に中古で手に入れました。
箱なしですが説明書はあり、うちの子が勝手に組んでました(^^;

タイトルにもある通り”お城”ですからもう少し大きいものを想像してましたが大きくはありません。

 「なんか別荘くらいの大きさやな」

とうちの子曰くですが、確かにそんな感じです。


シンデレラ城のほうはちゃんと”お城”っぽかったので余計に小さく感じます。

中のボリュームはシンデレラ城よりもキャラクターが多いぶん、詰まっている感じがします。
シンデレラ城は高くなってしまいましたが、同価格帯なので建物のボリュームを取るか、キャラクターを取るかといった選択になるように思います。

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フィグはフレンズ規格です。
確かにディズニープリンセスシリーズはこっちのほうがいいように思いますが、うちのレゴタウンにはあわないのが痛いところです。

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上にシャンデリアがあったり(かなり無理矢理w)、ポイントを押さえた内装は好感がもてます。
ただもうちょっとボリュームがあってもいいかなと思うのは建物自体の大きさと共に残念なポイントです。

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個人的にこのステンドグラスの作りであり配置は素晴らしいと思います。
大きくない建物ですが、この一点でちゃんと物語を想像できます。

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キャラクターの中で秀逸なのはポット夫人とチップのセットで、これだけ転用しても遊べそうなのが◎です。
レギュラーサイズのフィグがお茶をするのにポット夫人を持ち上げたところでハッとするとか、そういう遊び方もできるかと思います。

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お城とフィグは全部持っていかれましたが、

 「野獣の顔だけは持っていかんといて」

と言ったら、

 「ああ、それは使わへんし、いいわ」

と置いていかれた顔だけが残りました。

まあいいんですけどね。


ベルの魔法のお城 41067
posted by かう゛ぇ at 13:07| 京都 ☀| Comment(0) | レゴ レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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