
タウンハウス 31065 を組んでみました。
このキット、出窓の表現が一番のポイントですが、他もかなり凝ってて内容的には安価なモジュールハウスです。
ようは買いですよ、奥さん。

ハシゴパーツを使った階段など目からウロコです。
通りの名前が書かれているプレートなどの表現も素晴らしい。
色が特にダークグリーンを使ってるとかどこまでも凝ってます。

内部は5部屋あり、それにベランダと箱庭という構成になっています。
建物自体は階段を上っていく仕様なので1階部分が半地下になっているのが特徴的です。

最上階は窓を上に開ける形のベッドルームになっています。
出窓には植物が置かれ、心地よい朝が迎えられそうです。

その下には台所と流し、シンプルなテーブルという構成で椅子はありません。
蛇口の表現もフレンズのように新しいパーツではなく、古いパーツで表現されています。

フレンズの家だと玄関脇にはコートかけなどをシールを貼って表現していましたが、このキットにはシール類は入っていません。
フィグがニューヨーカーといった感じのスタイルなのは新しいように思います。

玄関の下には暖炉があります。
表現としてはわかりやすくて素晴らしいですが、見えないところにこのデコレーションアーチパーツを使っているのはかなり贅沢な仕様です。

一番静かな地階には大型液晶テレビとソファがあります。
奥さんのゆったりスペースといったところでしょうか。
またこの液晶テレビ、ミクセルジョイントで首振りできるという凝ってるというのかやりすぎというのか(^^;
いいんですけど、どーよと。
細かいところですが、家具の足には1x1の丸ポッチプレートがほぼ全部についています。
デザイナーさんの趣味だと思いますがこだわりを感じる仕様です。

このキット、横長の家だと思いきや、じつは折りたたんで14ポッチ幅の一軒家になります。
うまくコーナーに90度で配置すれば街角にも見えるので4セット(モジュールハウス4軒分)買えばきれいなモジュールハウスの街並を再現することが可能です。

こっちが表になると思いますが1軒分としては家自体が10ポッチ幅しかないのでボリュームが足りない気がします。

さすが出窓が一番特徴的な建物ですのでこちらの面が並んでいるほうがマンハッタンというのか、ブロンクスというのか、アメリカンな雰囲気があっていいです。

折りたたんだ時にベッドルームの前にベランダができるのもおしゃれでいい感じです。
街の喧騒をよそにニューヨーカーやってますみたいな気分に浸れる瞬間がうまく再現されています。

細かいところまでとにかく凝っているタウンハウスですが、一番いらないのは犬なんじゃないかと(^^;
この犬の耳が半月タイルになっていることもあり、パーツ取りにはいいと思いますが、遊ぶという意味では無理に犬をつけなくても、ここはフレンズのプードルをスタンダードプードルということにしてつけておくほうがずっと自然な気がします。
またパーツ取りという意味ではスクーター用のヘルメットがダークグリーンなので、これはヘリのパイロット用にぴったりだなと思いました。
4つくらいほしいです。
フレンズだとEASY TO BUILDでもないのに汎用性に欠けるパネルパーツなどがよく使われていますが、さすがのクリエイター、細かいところまで基本パーツが使われており、窓パーツなど建物用のパーツのバランスもよく、基本パーツを足していくことでより大きなモジュールハウスに進化させることが可能です。
ただこれを組み替えて遊ぶということに関してはどのパーツもこれ以上ないほどぴったりの見立てのうえに成り立っていますので、インスト以外の建物を組み替えて作るというのは難しそうです。
とりあえず並べて遊ぶのにあと10軒くらいほしいです(^^
posted by かう゛ぇ at 13:00| 京都 ☀|
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